19.地面が硬くてペグが打てないときはどうすればいい?(2018/08/15)

◆臨機応変に対応すべし。周囲を物色し、知恵を働かせて利用できるものを探せば何か見つかる

ペグが、紛失したり破損したりなどで、足りなくなった時にも使える方法を教えよう。まず、自分のキャンプサイトの周囲をじっくり見まわす。ペグの代わりに、ロープを結び付けられるものを物色するのだ。

確実に利用できるものが、すぐ隣にある車だ。普通、車には前と後ろにもれなく牽引用のフックがついている。これにロープを結ぶ。しかし、両方のフックを使っても2か所が固定できるだけだ。これではタープは立たない。もっと他の物も探すのだ。

しっかり根付いた立ち木で、直径10cmの太さのある木、これも利用できる。気は根元が一番強いのでできるだけ下のほうに結ぶ。気が太くてペグ用のロープを直接結べないときは、予備のロープに輪を作ってから結び、その輪を利用する。気は種類によって、樹皮の硬さに差がある。種皮の硬い木なら、直接結んでも大丈夫だが、樹皮が柔らかい気に結ぶときは、傷つけないようにタオルなどを巻いて、保護した上から結ぶ。

大きな石、これも10kg以上の重さがあれば使える。用意した石は、太い気に結んだのと同じに、一つずつ輪を作った予備のロープで、根本するように結んでおく。20kg以上の重い石なら、ひとつで一か所を固定できるが、それ以下のものら1か所に2個以上使う。

河原などで、動かせないような大きな岩があれば、それも利用できる。大きな岩の割れ目や隙間を利用し、丈夫な流木などにロープを結んで、岩の間にかませて固定する。私は過去の経験から、持参する工具箱の中に必ず5寸釘をいれている。大きな樹の切り株があれば、四方八方に伸びた根っこも太く、辞表に出ている。これにくぎを打ってペグ代わりに使うのだ。

◆ポールの補強と応急処置の方法
キャンプ中にポールが曲がったリ折れたリするのは、ほとんどの場合が力の一番加わる中心部。折れた場合はすみやかに修理しなければならないが、ポールが折れそうなほど風の強いときは、事前に補強しておくことだ。

補強も応急処置も、まったく同じ手順でできる。必要な材料は、長いロープと副木にする素材だ。予備のポールがあれば、それも補強に使えるが、自然のなかだから竹か木を1mくらいの長さに切って使うこと。竹は乾燥していても強いが、木は種類によって乾燥していると弱いものがあるから、強度を確認してから使うこと。

補強する個所や折れた部分が、真ん中になるように用意した副木を当てる。副木にした材料が、上下の2cmほどを残して全部隠れるくらいに、すき間なくロープを巻く。が、ロープが足りなければ一方を巻き結びで固定し、4~5回転すき間なく巻いたら、すき間を5~10cmくらい空けるように斜めに1回転させ、また4~5回転すき間なく巻く。これを4~5回繰り返して、最後も巻き結びで留める。これが補強や応急処置のやり方だ。

<一口アドバイス>
ポールが折れたときの応急処置法
(1)ポールの補強や応急処置は、強い生木の枝や竹、スチールパイプなどを副木にして、長いロープにしっかり巻き付ける。牧一と最後は、巻き結びで固定する。副木は長いほうが確実に補強できる。
(2)巻いている途中で緩みができたら、巻いている方向にロープを回転させるように締めれば固く巻ける。
(3)長いロープは、すき間を空けずにびっちりと巻き付け、ロープが短いときは途中ですき間を作りながら巻く。ガムテープもできる。

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