24.タープに水がたまる。これは張り方が悪いの?(2018/08/20)

◆タープに水がたまるのは、四角の形をしたもの以外にない。張り方が悪いか、品質に問題があるかだ

ウイング型やヘキサ型のタープに水がたまることはないが、一番効率よく使えるスクエアタープのなかには、張り方によって水がたまるものがある。

布地は濡れて乾けば、縮むことはだれでも知っている。だが、濡れる、乾くの間に、風をはらむということがあると、縮むより先に伸びてしまうのだ。洗濯機で洗ったシャツを干す前に、縮んだ縫い目を手で伸ばしておけば縮まない。が、洗濯ものは手で伸ばすから縫い目も縮まないが、タープは夜露で濡れたものを、いちいち乾く前にに縫い目を伸ばすことはしない。だから縫い目は縮み、乾く前に風を受けた布地は伸びることになるのだ。

タープの縫い目は、大半が直線縫いである。濡れたものを、乾く前に引っ張って伸ばせば、縮まないですむ縫い目も、そこまでていねいな扱いを受けることはない。その結果、布地は伸びるが縫い目は縮む。という現象になるのだ。縫い目の縮みと、本体の伸びが激しくなったら、そのタープの寿命と考えるべし。

新しく買い替えるときは、自分でできる補強と長持ちさせる使い方を知っておいたほうがいい。まず、買い替えに際して確認することは、本体の生地が丈夫であること、縁どりの補強テープが頑丈な素材でしっかり縫製されていること、グロメットの取り付け部分の補強が万全であること、縫い目の防水テープが完壁であること、の4点を重点的にチェックする。ポールを設置するグロメットとグロメットの間に、予備のグロメツトがあれば完壁だ。購入直後から予備のグロメットを使い、水の逃げ道をつくるような張り方をすれば、縫い目の縮みを最小限に抑えることができる。予備のグロメットがなければ自分で付けることもできるのだ。

<一口アドバイス>
・最近のタープに使われている素材は、防水処理も万全だから、たまった水が染みとおることは少なくないが、放置すると重みで生地が伸びたり、タープ自体がつぶされかねない。予備のグロメットを利用して水の逃げ道を作ろう。水抜き用にセットしたロープは、縁が風であおられるのを防ぎ、タープよりしっかり固定する役割をはたしてくれる。

・これ彼記載するタープを選べば水はたまらない。大型ヨットのスピンネーカーに使う丈夫な生地は風にも強く完全防水だ。縫い目はヨットのセールと同じジグザグ縫いだから、生地が伸びたり縮んだりしても影響を受けない。グロメットの金具はヨットに使われる丈夫なステンレス製で、取り付け方法もセールと同じで頑丈だ。取り付け部分と設営して
テンションのかかるところは、セールに使う補強テープで強度を高めている。

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