25.風が強くなってもタープはそのままで大丈夫ですか(2018/08/21)

◆まずは風上側を補強する。それでもかなわなければボールを倒して風が収まるのを待とう

頑丈な装備を備えているから大丈夫、と思ってはいけない。どんなに強靭な装備であっても、自然に勝てることは絶対にない。地球上では自然が大将だ。たとえ神様仏様でもかないっこない、と私は思う。自然をあまくみる人は、死を招いたとしてもやむをえない。自然とは仲よくつきあうのが一番大切なことなのだ。

強風下で最初にすることは、車をタープの風上側に移動し、風よけにすること。それでもタープが暴れて、いまにもつぶされそうになったら、風上側のポールを支えるペグを確認する。抜けそうな状況で、予備があるなら、もう1本ペグを打つか、ロープの本数を増やして車に直接結び付けるのだ。

タープ本体の強度はお墨付きで、丈夫なペグとローフで設営している場合は、ポールが折れないように補強する。ただし、補強にばかリ気をまわしていてはいけない。タープ本体のもつ強度の限界を超えるような補強をすると、グロメットが取れたり縫製部分から裂けることもある。本体が受ける風の影響が激しすぎてポールが折れそう、といった場合はポールを倒す。タープの下に置いた道具類を外に出し、ペグはそのままでロープの張り具合も変えずに、ポールだけを倒して避難態勢をとるのだ。

地面に置いたタープが風をはらまないように、クーラーやテーブルなどを風上側の縁に置く。やまない風は吹いたことがない。どんな強風でも、いずれは収まるもんだ。風の勢いが一段落したら、あらためて設営するのではなく、ポールを立ててロープの張り具合を調整すれば、元どおりのタープとなるのだ。一時的な避難態勢をとる目安は装備の強度で違うから、各自で判断してほしい。だが台風接近などの場合は迷わず撤収することだ。

<一口アドバイス>
・車を移動させる
風が強くなったら、身近なものを真っ先に使う。そこで車を風上に移動させて風よけにする。風で飛ばされそうなものは車の中に一時的に避難させよう。

・副木で補強
タープが風を受けるとポールにも大きな負担がかかる。ポールの強度を心配なら、木や竹などを副木にしてロープを巻きつけて補強することも考えよう

・ペグ、ロープを追加する
強風時にはボールを支えるロープとペグも補強する。風上側のボールに追加のペグを打ち、予備のロープをセットする

・ポールを倒す
自然には正面から立ち向かっても勝てない。強い風に対しては無理をせず、ポールを倒して一時的に避難しよう。
風が収まったらポールを立てるだけだ

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