34.ガソリンバーナーに火がつかない。原因は?(1)(2018/09/02)

◆原因はいろいろある。構造と各部の役割を覚え、燃焼の仕組みを知れば、対応策もわかってくる

初歩的な原因から考えると、「燃料を入れたか」「ポンピングで十分な空気圧を加えたか」から始まり「バーナーリングの目詰まり」「ジェネレーターの不良」「燃料を送り込む最初の関門となる、燃料チューブの穴の詰まり」など、ツーバーナーに火のつかない原因はいろいろ考えられる。その原因を突き止めるには、まず燃料タンクに入れたガソリンが、バーナー部で青白い炎できれいに燃焼するまでの過程と、構造を詳しく知る必要がある。

的確な対応策を施すには、点検して火のつかない原因を突き止めなければならない。点検は正確な手順で点火操作を行い、その過程で判断する。したがって、正確な点火操作の手順を再確認することが大切だ。

<点火操作の手順>
(1)燃料を入れる
本体に収納された燃料タンクを取り出し、満タンになるまで燃料を入れる。

(2)ポンピングで空気圧を加える
燃料バルブを右に回して完全に閉める。正しいポンピングの手順と、正確なストロークでタンク内に空気圧を加える。

(3)タンクを本体にセットする
ジェネレーター(バーナー部の上にセットし、内部を通る液体の燃料を気化させる部分)の先端を、本体の前部にある穴に通してミキシング部の穴に入れる。タンクを本体に固定する穴に、タンククリップを入れてセット完了だ。

(4)点火レバーを上向きにセットする
燃料バルブを取リ付けた金具にあるレバーを上向きにすると、ジェネレーター内に送リ込まれる燃料が薄くなり気化を早める。

(5)点火する
サブバーナーの燃料バルブが閉まっていることを確認し、ライターやマッチに火をつけてバーナーに近づけ、点火するまで燃料バルブを左に少しずつ回す。同じ工程で作っても、完成した製品には一台一台ムラがある。1/4回転で点火するものから、1回転以上回さないと点火しないものもある。燃料バルブで、燃料の出方を微妙にコントロールするツーバーナーのムラは大きい。

(6)点火レバーを下向きにセット
点火直後は赤い炎で燃えるが、その熱でジェネレーターを通る燃料が気化すると青白いきれいな炎になる。炎が安定したら点火レバーを下向きにする。火力の調節は燃料バルブで行う。左に回すと強。右に回すと弱火になる。

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