4.はじめに(4)(2018/07/28)

◆アウトドアでは男がホスト。女と子供はゲスト。と心得るべし(3)

出発前に、持っていく装備は何が必要なのか、伺いを立てることになろうが、できれば最初は日常生活で使っているもので間に合わせること。次には子供をだしにするか、自分の気持ちを誠心誠意あらゆる言葉で表現し、家族そろってキャンプに行くための夫の同意をとる。

渋々だろうが、ぐずぐずだろうが、いったん同意した夫の首根っこをつかんででも、連れ出してしまう。キャンプ場に到着し、然のなかでの不自由な生活を始めると、お父さんの心の奥底に潜んでいた子供時代の遊び心がむくむくと顔を出し、あれこれ自分でやり始める。こうなったらあのぐうたら亭主のキャンプの虜になるので。この確率60%は見込める、かな。
◆アウトドアにおけるマナー、モラル
アウトドアにおけるマナーやモラルが問題視されているが、アウトドアだからというマナー、モラルはない。例えば、キャンプ場で子供と一緒に花火を楽しむ。だが後片づけをしない、たとえしてもていねいにはしないという人が多い。もし、自宅の玄関先でことをやった場合はどうする。マッチの軸一本に至るまで徹底的に掃除するはずだ。マナーやモラルというのは、人間として
この世の中に生息するかぎり、必ずついてまわるものであることを肝に銘ずべし。

この記事は、キャンプスタイルには関係なく、キャンパーがキャンプ中に遭遇するであろう道具や装備に関する問題点、その解決策、応急処置の方法など、私の四半世紀を超すキャンプ経験のなかで、ほとんど失敗の積み重ねから得た知識と情報を、キャンプ現場で使える内容にまとめ、できるだけ具体的に記述したものである。だからはじめから読み進む一般的な記事としてではなく、キャンプ場で「ただ今キャンプ中です」というキャンパーが、強風でテントのポールが折れた、ストーブで煮炊き中に火が消えたなど、その場で対応する必要のある内容を現場で役立つようにQ&A方式にした。キャンプに出かけるときの装備のなかに、この一冊をぜひ加えていただきたい。

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