40.燃料を補給する目安は何で判断するの?(2018/09/11)

◆追加のボンビングをするときの空気の入り方、燃焼時の音の変化と、照明度や火力の衰えで判断する

ランタンもツーバーナーも、燃焼中に空気圧が減ってくるから、追加のポンピングをしなければならない。このときに、指先で感じる感覚でもある程度わかる。が、もっとわかリやすい現象で、商品別に燃料補給のタイミングを判断ずる方法を教えよう。

<ランタン>
マントルの明かリが鈍くなったら、ポンプノブが固くなるまで追加のポンピングを行う。空気圧を上げても、マントルが明るくなったり、消えそうになったりを繰り返し、安定した明かリが得られない。こんな状態になったらタンク内の燃料の残リは少なくなっているので、燃料補給のタイミングと心得えよ。

<ツーバーナー>
ポンプノブが固くなるまで追加のポンビングをしても、炎が飛ぶようになり火力が上がらなくなったら、燃料の残りは少ない。燃料補給のタイミングだ。ツーバーナーはランタンに比ベタンクが大きく、入る燃料の量も多いが、ジェネレーター先端の針の通る穴も大きく火力も強いので、タンクに人った燃料の消費も激しい。大きな鍋を載せて長時間強い火力で使うと、燃料も空気も早く減る。頻繁に追加のポンピングをしないと火力も弱くなり、補給の時期もわかりにくいのだ。

<燃料補給時の注意>
何年か前、暗闇のなかで、火のついていないツーバーナーの燃料の残りを調べようと、ライターに点火し、その炎の明かりでタンク内を確認しようとした人がいた。それを見た仲間が、大声でやめさせたので大事に至らなかったことがある。自動車用のガソリンはとくに引火しやすいが、ホワイトガソリンも引火しやすいので、くわえたばこで作業したり、焚き火の近くや燃焼中のランタンの明かりで補給するなど、高熱を発するものの近くでは、引火爆発の恐れがあり非常に危険だ。燃料補給時のガソリンの取り扱いには十分注意すること。

タンクが熱を帯びた状態で燃料を補給する行為も、引火の恐れがあるから、完全に冷えてから行うこと。早く熱を冷ますなら、熱くなったフライパンを冷ますように、大きく前後に振るだけで、熱は下がるのだ。20年前にに作られたコールマン社のツーバーナーの燃料キャップはタンクの横に付いていたが、そこだと燃焼中に燃料キャップを外す人がいないとも限らないので、現在はタンクの本体側に付けてある。燃料補給作業は、タンクを取り外さないとできないようにしたのだ。

燃焼中の器具の、燃料キャップを外して燃料の量を確認したり、補給しようとするのは、もってのほかである。ガソリンは危険な燃料だが、その性質を理解し取リ扱いに注意すれば怖がる必要はない。オートキャンプに欠かせない便利なランタンやツーバーナーを、安全に使いこすべなす術を覚えてほしい。

<一口アドバイス>
・やってはいけない燃料補給時の注意
(1)ツーバーナー燃焼中にタンクを抜く
(2)くわえたばこでの燃料の取扱い
(3)ライターなどの炎でタンクの中をのぞく

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