45.ランタンのマントルは、使うたびに交換するの?(2018/09/16)

◆現在市場で売られているコールマン社のマントルは強い。壊れるまでは、何十年でも使える。

電球は消耗品である。長く使っていると光源となる極細でコイル状になったニクロム線が切れる。切れた電球は使えないので交換しなければならない。

ランタンに付けるマントルも消耗品であるが、どんな長期間であっても、破損したり穴が空くまでは使えるのだ。私の知り合いで、10年以上マントルを交換したこともなく同じものを使い続けている男がいる。彼の年間使用回数はそれほど多くないが立派である。

ランタンを手にもって移動中に落としたり、車に積み込んで運搬中に強い衝撃を与えたりするとマントルを破損することがある。商品としてのマントルは布製品だが、カラヤキした案とるは灰になっているので、指先で触るだけで簡単に破損する。しかし、カラヤキで縮んで小さくなり、ペラペラでしわだらけになったマントルも、点火すると丸く膨らみちょと膨らみちょっと触れたくらいでは壊れないほどの強度がつくのだ。これは、熱を帯びると明るく光る特殊な物質には、高熱にさらされると強くなる性質あわせもっているからなのでだ。

マントルの取り扱いで、一番気をつけなければならないのが、点火するときと新しく取り付けた直後に行うカラヤキである。上手にカラヤキしないと、カラヤキの途中で穴があくこともある。
<トーチの活用>
水道管の工事や金属の溶接などに使われるトーチ。私のキャンプサイトには、必ずこれがある焚き火の点火や炭起こし、ガスチップの目詰まり修理、ツーバーナーのプレヒートから点火など、大活躍する一品だ。

このトーチでマントルのカラヤキをすると、一瞬にして、かつ確実に完璧なカラヤキができるのだ。

<一口アドバイス>

・マントルの取り付け方
(1)取り付け位置はバーナーチューブ先端の溝。
(2)あらかじめ左手の中指と薬指にかぶせて袋状にし、ひもが二重になるように仮結びをする。この結び方なら、ひもを左右に引くだけで確実に固定できる。
(3)強く結んで取り付け、しわを均等にして飛び出したひもは切る。

・上手なカラヤキの方法
(1)下のほうから均等に火をつけて燃やす。大きなマントルを使用する場合は、斜めに傾けて焼くと簡単にできる。
(2)最初赤黒くなるが、全体が真っ白になって完全に灰になるまでカラヤキする。火が回ったら息を吹きかけると早く灰になる。カラヤキ直後は縮んで弱い灰になっているが点火すると丸みを帯び、指先で触れても壊れない強度がつく。

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