48.ガラスグローブにヒビが入った。そのまま使える?(2018/09/20)

◆ガラスグローブとバーナー部で上部構造を支えているタイブのものは、交換するまではそのまま使う

日本市場で一番多く使われているガソリンランタンは、コールマン社の製品だと思う。同社が生産しているランタンのなかには、バーナー部の頭部に取り付けたボルトに、ボールナットで固定したベンチレーター(笠)を、グローブとバーナー・アッセンブリ(燃焼部が一体化された部品)の両方で支えている商品がある。この型の商品は、グローブを外すと別のところに影響を与えるので、ヒビが人っただけなら新しいグローブを手に入れるまでは、そのまま使いつづけたほうがいい。なぜそのまま使うべきなのか、具体的に説明しよう。

ガラスグローブは、ベンチレーターを支えるだけではない。まず、気化したガソリンがマントルの周囲で燃焼し、その熱で光り輝くマントルの明かりが均等になるように、横からの空気の流れを遮断する。次に、ちょっとした衝撃で簡単に壊れるマントルを、雨や風などかり守る重要な役割を果たしているのだ。

ガラスグローブがなくて、ベンチレーターをバーナー部の頭だけで支えてしまうと、バーナー・アッセンブリにかかる負担が大きくなる。その状態で車などに縦に積み込んで移動し、振動を与えると、フレームボトムに固定する円形の金具にかしめて接続しただけの、空気を取り入れるチューブの根元が、ベンチレーターの重みで抜け落ちることがある。これが抜け落ちると、溶接して固定するか、新しいパーツを購人するしかない。

ガラスグローブの割れたランタンは、キャンプ中なら、吊るして使うぶんにはバーナー部に負担がかからないので、マントルの破損に注意しながら使うこと。ただし、撤収時には、ベンチレーターを取り外して収納し、新しいグローブを購入してから取り付けるべし。

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