52.ランタン・スタンドはないだここに明かりが欲しい(2018/09/24)

◆針金とブライヤーがあれば、どこにでもランタン・スタンドやランタン・ハンガーがつくれる
360度周りを明るく照らすランタンにも、設置する方法と高さによって死角ができる。地面に置いたら上のほうが死角になり、高すぎると下に死角が広がる。2台、3台とランタンを持っていても、効率よく配置しないと、せっかくの明かりも有効に使えないのだ。

キャンプサイトの区画が限られていて、うまくランタンを配置できないときは、タープのポールや立ち木の枝を利用するか、3本の木や竹など、棒状のものを使って、3脚を作ろう。

製作に必要な道具は、針金とプライヤー、ガムテープが少々あればいい。ロープでもいいが、風などで揺れることもなく、使いやすさを考えると針金が便利だ。

<タープのポールを利用する>
(1)ポールに、ランタンのベイル(手に持つハンドル部分)を固定する高さを決める。
(2)ベイルを固定したい高さの10Cmくらい上にガムテープを巻き付ける。
(3)針金を50cmほどの長さに切る。
(4)切った針金の真ん中を、ガムテープの上からポールに3周させて針金同士を絡ませて固定する。
(5)余った針金2本をそろえてU字型に曲げる。
(6)曲げたU字型にベイルをひっかけて吊るす。

燃料タンク内の空気圧が低下すると燃料が気化しにくくなり、赤い炎を出して燃え上がることがある。ポールにランタンを吊るした場合は、タープを燃やさないために空気圧の低下に注意し、燃焼音が低くなったら追加のポンピングをする。

<立ち木の枝を利用する>
(1)利用する枝の、太さに合わせて針金をカットする。
(2)樹皮の柔らかい種類の木なら、当て布をした上に針金の中心部を2周させ、簡単に2本の針金を絡めて固定す
る。
(3)余った針金2本をそろえてU字型に曲げる。
(4)曲げたU字型にベイルをひっかけて吊るす。

<3脚を作る>
(1)竹や木など3本の棒状のものを束ねて、下の長さをそろえる。
(2)3本東ねた上部で、針金を3~4周させて、プライヤーでしっかり固定する。
(3)針金が20Cmずつ余るように切る。
(4)固定した3本を広げると3脚になる。
(5)20Cmずつ余らせた2本の針金をU字型に曲げる。
(6)曲げたU字型にベイルをひっかけて吊るす。

<変則の3脚を作る>
(1)竹や木など2本の棒状のものを束ねて高さを決めて針金で固定する。
(2)束ねた2本を広げて柱代わりにし、股になったところに長めの1本を載せるように置いて針金で固定する。
(3)長めの木の先端にベイルを直接ひっかける。この方法はスペースを広く占領するのが欠点だ。

ランタン専用のアクセサリーがなくても、ちょっとした工夫でランタンを吊るすことができる。どんな方法でも、ランタンを吊るして使うときは、風で落下しないように固定し、頭をぶっつけないように注意すべし。

<一口アドバイス>
ターブのポールにハンガーを作って吊るす。立ち木の枝に針金を巻いてハンガーにして吊るす。3本の木や竹を針金で固定して3脚のスタンドを作って吊るす。自然のなかから材料を調達したり、自然をそのまま利用し、針金やロープでちよっとした工夫を凝らせば、ランタンを吊るして使うことができる

←前へ ↑一覧へ 次へ→

カーラインアップ