55.ジェネレーターの交換に必要な工具は?(2018/09/28)

◆ランタンの場合は2分の1インチのレンチ。ツーバーナー用にはプライヤーだけで十分だ

ランタンやツーバーナーのジェネレーターは、消耗品だ。いつでも予備のジェネレーターを携行すべきである。また、このジェネレーターの交換は、自分でできることなので、完全に覚えておきたい知識のひとつだ。

コールマン社のランタンやツーバーナーは、すべてアメリカで作られている。アメリカはいまでもインチの単位で統一されているから、部品もすべてインチでできている。ジェネレーターの交換に必要な工具は、ツーバーナーはプライヤーだけでできるが、ランタンには1/2インチのレンチが必要だ。ランタンにはバーナー部を外さなくても交換できる機種もあるが、外さなくてはならない機種だと、バーナー部を固定したフレームナットと、ジェネレーターを固定したジャムナットが、上下に重なるような近さなので、丈夫で肉厚の薄いレンチがあると便利だ。

ツーバーナーのジェネレーター交換の目安は、燃料バルブを開けても、燃料も空気も出てこない。これは燃料に入っていた添加物がカーボンとなって内部にたまリ、目詰まりを起こしたのだ。即刻交換する。

ランタンの場合は、ツーバーナーと同じ理由のほかに、ポンプ部の異常もなく正確な手順で点火しても燃焼が安定しない、HI~LOの火力調節ができない、というような状態になったらニードル先端の針が折れたか曲がっている。いずれもジェネレーターの機能を果たさないから交換する。ジェネレーター内部のニードル先端の針は極細なので、穴の周りに付着したカーボンでも、曲がったリ折れたりするし、添加物の多く含まれた燃料を使っと、1日で目詰まりすることもある。マントルの熱でジェネレーターが曲がっていても針が正常なら使えるが、針が折れたり目詰まリすると使えなくなるのだ。

<一口アドバイス>
・ツーバーナーのジェネレーター交換の手順
(1)ジェネレーターの交換に工具。ツーバーナーにはプライヤー、ランタンには1/2インチのレンチを使って交換する。
(2)ジェネレーターをプライヤーで固定する。
(3)1/4回転させると緩む。
(4)緩んだジェネレーターは指先で回転させて外す。ここまで行うとニードルに付着したカーボンが確認できる。
(5)中のニードルをプライヤーで固定して1/4回転させると緩む。
(6)緩んだニードルは指先で回転させて外す。新しいジェネレーターの取り付けは逆の手順で行う。ニードルを手で取りつけて、最後にプライヤーで締めこむとき、強く締め付けすぎるとネジ山の部分で折れることがあるので力加減に注意する。

・ランタンのジェネレータ交換の手順
(1)ヒートシールドを固定しているスプリングクリップを緩める。
(2)ヒートシールドを外す。
(3)1/2インチのレンチでバーナー・アッセンブリを固定したフレームナットを緩める。
(4)フレームナットで固定したUクリップを外す。
(5)バーナー・アッセンブリを取り外す。
(6)ジェネレーターを固定しているジャムナットを外してジェネレーターを持ち上げ、クリーニングロッドを取り外す。クリーニングロッド取り付け部が、大きく出るように燃料バルブをOFFにして、新しいジェネレーターのクリーニングロッド先端のカギ状に曲がった部分を、くぼんだほうから穴に差し込んで燃料バルブをONにする。あとは逆の手順で組み立てて交換完了だ

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