59.クーラーボックスの中身を長持ちさせたい(2018/10/02)

◆ふたの開閉頻度の高いものと低いもの、2台のクーラーを上手に使い分ける方法がおすすめ
中身を長持ちさせたい、それは、中に入れた氷を長持ちさせたい、ということになる。

メーカーの作る広告や力タログでは、飲み物から肉、野菜、果物までぎっしり入れ、ロックアイスをすき間なく入れた写具を見るが、実際にこんな方法でやったのでは、氷はすぐに溶けてしまう。氷は大きな塊のほうが長持ちする。塊を砕いてロックアイスにすると、氷の表面積が増える。表面積が増えるほど空気に触れる面積が増加するので早く溶ける、と、まあこういうわけだ。

氷を長持ちさせるもうひとつの方法は、ジュースやビール、牛乳といった、いつでも冷やしておきたいものは、冷えたものを購入して入れ、当日のメニューにある肉や魚などもよく冷えたものを、翌日以降に料理するなら、凍っている状態のものを買って入れることだ。

クーラーはみずからは中身を冷やす能力をもっていないので、氷を入れて冷やす。したがって、中に入れるものの温度が高ければ、それが冷える段階で氷の冷気を吸収するので、氷の寿命は短くなるのだ。

どんなに大きなクーラーでも、1台にすべてのものを入れると、どうしても開閉頻度が高まり内部の冷気が逃げやすくなる。冷やしたいものをできるだけ長持ちさせるには、開閉頻度の高まる飲み物類を入れるものと、食料品を入れておくものに分けるとよい。大型クーラー1台に、氷と必要なものすべてを入れると重量もかさみ持ち運びも大変だ。2台に分けると、入れたものの温度を長く持続させられるし持ち運びも楽になる。

車に積み込む空間に余裕があるなら、大きなクーラー1台にすべてを入れるのではなく、中型のものを2台に分けて入れるのが賢いやり方なのだ。

<一口アドバイス>

「ふたの開閉は必要最小限に」
どんなクーラーも中に入れたものの冷気を氷で長時間保つようにして使っている。したがって、中に入れたものを取り出すときは、中の冷気を逃がさないように大きくふたを開けない。必要最低限の空間をつくって取り出すようにすれば、氷も中身も長持ちする

[2台のクーラーを使い分ける」
どうしてもふたの開閉頻度が高くなりがちな、ジュースやビールなどの飲み物類専用の一台と、肉や魚など長時間冷たく保存したい食料を入れるための別の1台を用意し、2台のクーラーを使い分けるのが、上手な利用法だ

「クーラーに入れるものは冷えたものを」
中のものを氷で冷やすクーラーは、冷えていないジュースなどを入れると、氷との温度差が大きいため氷の寿命を縮める。中身を長持ちさせることは入れた氷を長持ちさせることだ。したがって、できるだけ冷えたままのものを入れることがポイントとなる

「入れる氷は大きな塊で購入する」
クーラーに入れた氷を長持ちさせるためには、氷屋さんで売っている固く締まった氷を、容量の1/3サイズを目安に、表面積が最低になるようにカットして入れる。小さくカットすると空気に触れる表面積力広がり早く溶けてしまう

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