64.数あるキャンプ用の食器のなかで、おすすめの品は?(2018/10/08)

◆キャンブで使う食器は、油落ちがよくて割れにくく、適度な重さがあって熱伝導率の小さいものがおすすめ
皿やどんぶりからコップにいたるまで、油落ちがよくて洗いやすい材質。落としても割れない丈夫さと適度な重量を備え、熱伝導率の小さいものがおすすめだ。

一時期、アウトドアの雰囲気を醸し出すなら、御影石模様のホウロウの食器だとけっこう人気が集中した。たしかに見かけはムードがあってカッコいいがこれには期待を裏切られた。重量感と油落ちに不満はないが、落とせばホウロウ加工が割れる。どんぶりやコップに熱いスープやコーヒーなどを入れると、これがバカに熱伝導がよくて、素手では熱くてとても持てない。手袋で手をガードして、コーヒーを飲もうとコップを口に持っていくと、コップの縁の熱さで唇をやけどしそうになる。おまけになんでもすぐに冷めてしまうのだ。

シェラカップに代表される、ステンレスやアルミニウムを加工して作った食器類。これらもアウトドアを演出する代表的な商品であるが、機能的には取っ手部分に対する熱伝導は抑えられているものの、総合的にはホウロウ製品に近いものがある。

アウトドアでも思いっきり優雅に過ごしたい、という人には、おしゃれなデザインで割れにくい(絶対に割れないわけではない)強化ガラスで作った食器類がある。取り扱いにさえ注意すれば、丈夫で油落ちもよく適度な重量もあって熱伝導率も高くない。なにより高級感あふれる(ちょっと誇大表現)一品だ。これはおすすめ。ただし、家族や仲間のなかに、おっちょこちょいと呼ばれる人間がひとりもいないことが条件、かな。

石油化学製品にも、材質、デザインともに豊富で、紙皿に毛の生えた程度のものから重量感たっぷりの商品まである。これらのなかから選ぶ場太ロに注意したいのは、非常に油落ちの悪いものがあることだ。

以前、キャンプ仲間のひとりが、小学校の給食で使っていた皿を大量に貰ってきた。これがどんなに洗剤を使っても油が落ちない。この使えない皿は、即刻、廃棄処分にしたが、その材質の名称はちょっと忘れた。

風で簡単に飛ばされてしまうような軽すぎる食器も考えものだ。キャンプで使う道具は、ある程度の重量が欲しい。頑丈な商品でないと、飛ばされたとき材質によっては何かの拍子で割れることもある。

私も長年のキャンプ経験の過程で、いろんな材質の食器類を使ってきた。経験の数と失敗の数は、なぜか正比例する。長年の経験といえばカッコいいが、その実態はみじめなものである。数々の失敗を繰り返した結果、現在イチ押しの材質は、メラミン樹脂製の食器だ。それも厚手で、ある程度の重量をもった商品がいい。油落ちもよく、肉厚であるからかなり乱暴な扱いをしても割れることはない。唯一の欠点は、皿の上で鋭利な刃物を使うと傷がつくことくらいだ。キャンプで使うのだから、この程度のことを気にするほうがおかしい、だよネ。

<一口アドバイス>
・ホウロウ製の食器
アウトドアのムードを醸し出す、御影石市勲兼のホウロウ引きの食器類剰云導がよすぎて使いにくい
・メラミン製の食器
肉厚で丈夫、適度な重みもあるのて風の影響も受けない。オートキャンプに最適の食器だ

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