71.コットをテントで使ってもグランドシートはOK?(2018/10/16)

◆グランドシートが傷つくのを恐れるか、気にしないか。土足厳禁か土足で入る使い方か、で異なる
テントは家族だけのブライベート・ルームであり、神聖な場所だから土足厳禁。というのであれば、グランドシートに穴があいては大変だ。いっぽう、テントというのはアウトドアで仮眠を貪る施設だから、その役目さえ果たせば文句はいわない。といった方針の方なら、グランドシートに小さな穴があいたくらいで大騒ぎはしない。

何十年か前までは、雨や夜露を防ぐ上部構造と下からの冷気や浸水をカバーするグランドシートとは別々になっているテントが主流であった。おまけに、使われている素材も厚手の丈夫な生地が多かった。しかし、最近は上部構造とグランドシートを一体化させて袋状になった本体を、フライシートで覆う構造の商品が当たり前になっている。生地も新しく開発された細くても強い繊維を両面かりコーティングし防水性も高まっているのだ。

快適なのでコットを使っている。コットの下にできる空間も、収納スベースとして有効に利用している。という人も多いと思うが、そのような使い方をしている人には、買い物をしたスーパーマーケットで、「お客様、ご自由にお使いください」という段ボール箱を何個かちょうだいしてきて、コットの脚がグランドシートに当たるそれぞれに、当て布のように敷くことを勧める。それだけでグランドシートを保護できる。さらに確実にするなら、私のやり方を教えよう。

あまリー般的とはいえないが、展示会などでブースの設営時に使う業務用のカーペットを使用する。幅が90cm強で長さはかなり長い。あまリ長くカットすると重くなり持ち運びに不自由する。自分のテントの横か縦の幅より少し長くなるように適当にカットし、これをテント設営しようとする地面に敷いてその上にテントを立てる。

きれいなものを選んでテントの幅に合わせて力ットした何枚かをテントの中にも敷き詰める。グランドシートを業務用カーペットで、サンドイッチにした状態にするのだ。これなら、たとえどんな乱暴な行動が発生しても、なんら問題の生ずるわけがない。

でも、私が理想とするテントは、丈夫なつくりに仕上がった構造で、屋根と壁の役割さえ果たしてくれたらいい、と思っている。テントはあくまでも夜露と風雨をしのぐものであってグランドシートは必要ない。

グランドシートが一体化されたテントを土足で使うと、撤収時に泥や石っころなどのゴミや汚れを包み込んでしまいかねない。グランドシートがなくて寝られるし、そのためにあるのがコットだと思っている。

アウトドアではみんなしっかリした靴を履いている。いちいちテントに出入リするたびに、ひもをほどいて靴を脱ぐのは面倒きわまりない。

土足のまま自由に使い、寝るときはコットに横になる。キャンプなんだから少々の汚れは気にせず、非日常を満喫したいものだ。

<一口アドバイス>
・コットの脚からグランドシートの傷みを防ぐ方法
- テントの中に直接コットを置くと、コットを支える脚でグランドシートを傷めることがある。これを防ぐには、薄手の力ーペットでグランドシートをサンドイッチにすればよい
- 買い物に行ったスーパーなとで段ボール箱をもらい、コットの脚の当たる部分に敷くだけて効果がある

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